保険コンサルタント 鶴岡泰希

吉武鶴ちゃんと最初に会ったのは、2012年くらい?

鶴岡そうですね。まさに、2012年です。

吉武じゃあ今日は、その出会いのころから改めて。振り返っていきましょう。

鶴岡わかりました。よろしくお願いします。

たけやんは、夕日に向かって、
一緒に走ってくれる「恩師」みたいな(笑)。

鶴岡最初はたけやんのトレーニングの、説明会でしたね。

吉武当時は、なんで説明会に来ようと思ったの?

鶴岡私は2004年から生命保険業界で働いていますが、仕事も順調にやっていたところに起こったのが、2008年のリーマンショック。そこを境に、個人の業績がガタガタに落ちてしまいました。半年前の自分と経験もスキルも変わらないのに、お断りの連続で…最初は負けないように頑張っていましたが、たくさんのお断りを受けるうちに自分が傷つかないよう、時期が悪い、お客様の環境が、会社が…など、自分のせいではない理由を見つけてどこかで安心しようとしている自分がいました。でもどこかで気づいているんですよね。同じ条件でちゃんと結果を出している人もいるんだぞって。

吉武トレーニングに来たの、そんなときだっけ?

鶴岡いや、そのあといちどは業績を回復するんです。外部にも学びに行って目標達成の手法や考え方を色々と導入して業績は戻った。でも何かずっと全力疾走している感じがして疲弊していく感じで。頑張るモチベーションが不安や恐れから逃れたい、だったので、このままでは身体も心もいつか壊れてしまうのではないかと思い、何か時間をかけて根本的な解決策を探していました。

吉武そうだったね。トレーニングの説明会に同僚のTくんと。

鶴岡そうですね。ちょうど「こういう説明会があるから行ってみない?」って誘われたんです。Tくんには感謝していますね。でも、説明会に行く前は、ちょっとこわいなって印象もあったんです。

吉武なんで?(笑)

鶴岡だってたけやん、「高校の陸上の先生で、体育1の生徒を全国大会にまでいかせた人」ってイメージだったから(笑)。どんなにスパルタで厳しい人がくるのかと思っていました。

吉武厳しそうだった?

鶴岡全然!スパルタにとにかく頑張るやりかたじゃなくて、好きなことや得意なことを見つけて伸ばしてくれる人なんだなって、すぐにわかりました。トレーニングを受けて「教えてもらう」というよりは、「一緒に取り組んでくれる」という印象かなぁ。ほら、昔の熱血教師が出て来るドラマみたいに、夕日に向かって一緒に走ってくれる感じでしょうか。「恩師」と言われて思い浮かべる先生の雰囲気そのままの人でしたよ。

吉武じゃあ、迷いなく受講を決めてくれたんだ。

鶴岡ううん、清水の舞台から飛び降りる想いでしたよ。だって受講料、結構高かったですもん(笑)。

鶴岡と吉武の写真

昔はまるで、スタートラインに立ってもいないのに、
「コケたらどうしよう」って思っている人でした。

吉武トレーニングを受講して、よかったと思っているところを教えてほしいんだけど。

鶴岡なによりも、言語化することの大切さに気づきましたね。

吉武「感動の伝道師」?

鶴岡そうです、感動の伝道師。私は保険屋ですが、保険にかぎらず、お金との上手な付き合い方を人に伝えることを通して、目の前の人に夢や希望を与えていきたい。目の前の人に感動してもらいたいんですよね。そういった想いが見えてきて、たけやんに「感動の伝道師ってのはどう?」というのをつくってもらうことができました。

吉武わざわざつくったわけじゃないよ。鶴ちゃんの中にあったものを、見つけただけ。得意なことを伸ばしただけだよ。

鶴岡もちろん、そうなんですけどガムシャラにやっていた時にはない感覚なんです。ひたすら自分を追い込んでやっていたので(笑)。自分ってこういうことがしたいんだ、こういうのが得意なんだって、自分で言語化したり、たけやんにアドバイスを貰ったりすることで、見えてなかった自分を強み化できたんですよ。

吉武やりたいことを言語化してひとつのフレーズにできると、その後にやるべきことがかなり明確になるよね。

鶴岡感動の伝道師になるために、具体的にどんなことをしていくか。たくさんの人に話を聞いて、目指すべき具体像を考えたりもしました。大きな目指すべきものが見えたら、あとはどう実現していくかを細かく考えていく。だんだん道が明らかになっていくのがわかりましたよ。

吉武やりたいことがハッキリと言語化されると、本人だけでなく、周りの反応も変わるよね。

鶴岡そのとおりだと思います。こういうことがやりたいんだと言えるようになると、不思議とそういう仕事を持ってきてくれる人が現れるんですよね。何より好きで得意なことで結果をだしていけるようになるのでとにかく楽しい!私も保険業界のトップが世界中から集まるMDRTという組織の世界大会で講師をする経験をさせてもらったり、自社の新規プロジェクトに抜擢され新たなチャレンジをするなど、当時からは想像できないことが実現できるようになりました。

吉武トレーニングは、やってみてよかったと思う?

鶴岡もちろんです。以前の私は、スタートラインにたってもいないのに、「コケたらどうしよう」「靴紐がほどけたらどうしよう」と心配する人のようでした。でも、走り出してみないと、何も始まらないんですよね。思い切って走り出してみたら、横を一緒にたけやんが走ってくれた。だからいまも私は走り続けられているんだと思いますよ。

鶴岡と吉武の写真
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