フィットネスクラブ経営/ビジョナリーコーチ 田中敦子

田中トレーニング前と後でわかりやすい変化で言えば、経営しているフィットネスクラブの店舗数が増えたことですね。

吉武いま、何店舗?

田中6店舗あります。

吉武それはすごいね。今日はよろしく。

ビジョンの実現より、
今日の売上や利益を追いかける。

田中自分の経営している会社は、自分がやりたくて始めたものじゃなかったんですよ。私のパートナーに頼まれて会社を作ったのに、何もせず亡くなってしまって。仕方なく仕事は継続していても「どうしようかなぁ」って思いながら、どこか中途半端に継続していたものでした。

吉武他の人に言われて始めているから、ビジョンが見えない経営になっていたのかな?

田中いえ。元々「これがやりたい」ってものを掲げるタイプじゃなかったですね。かなり現実的で、どちらかというと目の前にあることを重視するような経営者だったかもしれません。

吉武どういうこと?

田中よく夢だけ語って何もしない人っているでしょ?あれが嫌だなと思っていて。だからもっと現実的に、利益が上がることをしたかった。何を目指そうとかやりたいとか、なくて。ビジョン実現のためにというより、今日の売上や利益のために、というのが大きかったです。利益が出そうだからやってみようとすることばかりだったなって、振り返って思いました。

吉武トレーニングを受けて、それが変わったんだ。

田中初回のセミナーで「ティッピング・ポイント」の話を聞けたことが、とても印象的です。物事は右肩上がりによくなっていくんじゃなくて、あるきっかけがあれば爆発的によくなるんだって。そのときの私には、それが妙に腑に落ちたんです。トレーニングを受けてみようと思いました。私にとってのティッピング・ポイントは、たけやんのトレーニングに通い始めることだったのかもしれないですね。トレーニングをきっかけに、自分のビジョンを考えることができたんです。

田中の写真

たけやんのトレーニングは、
トレーニングが終わっても、関係が続く。

吉武トレーニング以前はビジョンを描くことなく経営をやってきて、トレーニングを受けてどうよかったのかを聞いてみたいな。

田中ビジョンって、ビジョンの材料となる夢だったり、こうなったらいいなって想いがないと描けないんですよね。さらに、自分がそのビジョンを描くに相当する人間なんだって、自分承認ができてないといけない。それができるようになりました。「セルフイメージが変わる」というのかな。それをすることで、ビジョンが描きやすくなりました。

吉武たとえばどんなことを感じた?

田中ビジョンを見るステージが上がりましたんだと思います。たとえばそれまでの私は、利益の上がりそうなことを探していたのでビジョンが見えなかった。ビルの1階から近くの外を眺めていた感じだったんです。でもトレーニングを受けてみて、それがビルの10階からの景色や30階からの景色も見られるように変わった。そうすると色々なものが見えてきて、「こんなこともできるんだ」「あそこにも行ってみたいな」って気持ちになりますよね。そういう体験を、トレーニングではできたなと思っています。

吉武経営しているフィットネスクラブで物販も始めるようになったよね。

田中そうですね。「得意なことを活かして物販をやってみよう」と始めてみるとうまくいきました。

吉武ダニーは元々、アパレルで何億も売り上げていたトップ営業でしょ。そこにはダニーの得意があるよね。

田中そうなんです。自分が得意なことだったから、物販営業するのは楽しくて。私だけでなくスタッフもできるように、トークスクリプトをつくったり。そのあとは「ビジョンコーチングやりなさい」ってアドバイスももらいましたね。自分がビジョンコーチングを受けていた立場から、突然他の人にコーチングする立場になって最初は戸惑いもあったけど(笑)。必死で勉強しましたよ。

吉武メンターの資質がある人がメンターに出会って、自分で事業を成功させたら、今度はまた誰かのメンターになる。これって理想形なんだよ、ダニーにはその理想ができると思っていたから。

田中ええ。実際にそちらの事業でも大きな成果を挙げることができています。

吉武僕のトレーニング、つまりビジョンコーチングやダニーのビジョンコーチングは、どんな点で人におすすめできると思う?


田中事業コンサルタントとは全然違うなって思っています。コンサルタントだったら、契約期間が終われば関係も終わり。何か追加で相談したかったらお金がかかるって関係性じゃないですか。でも私たちはそうじゃない。関係は続くし、いつでも相談できるし、仕事で何かあれば報告もする。たけやんのトレーニングの受講生たちは、だから成長し続けている人ばかりなんだと思います。

吉武たしかにそうだなぁ。一緒に事業をやっている人から言われたことがあるんだよね。「吉武さんは、自分を凌駕するくらいの人を育てることができる」って。みんな、成長を続けていってくれるからなのかもしれないな。

田中そうですね。たけやんと私たちは先生と生徒でありつつ、経営者同士として切磋琢磨し、ときには凌駕するくらい対等な関係。互いに意識しながら、ずっと成長し続けていきたいですね。

田中と吉武の写真
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